3月8日(日本3月9日) 今朝、起きた時、咋日帰った時の服のままの姿、昨日の夜の酒のせいか頭がずきずきします。ちょっと朝寝坊してやっと気分爽快になりました。今日もボブさん夫婦の案内でサボテン公園へ行きます。前に行ったことがありスケジュールも今日はこれだけ、気軽な気持ちで出かけました。サボチン公園は前回訪れた時と比べよく整備され広くなっていました。しかし野うさぎが園内を走っていた野生的な風景はなくなり、管理された公園に変わっていました。私にとってはサポテンの野外展示館に移り、あまり魅力ある場所でなくなっていました。その後、ボブさんのお父さんが私たちに会いたいとお父さんの家ヘランチをご一緒するため訪ねました。ボブさんのお父さんの家、これは本当に広い家、特に庭の広いこと、隣との境界もはっきりせず、私も見ましたぼうぼうと生えた草の中を兎が走りまわっているほどでした。静かな昼下がり、時がゆっくり流れ、簡単な会話をしながら食事をする、この時間は私にとってはかけがえのない安らぎを与えてくれました。 午後2時ごろ、明日の帰りの用意をするために早々にホテルに帰りました。しかし、私はこの町に来て何か自分に物足りないものを感じていました。それは自分の足で散歩以外この町を歩いていないことです。最後のこの日、ホテルの前を走っている市内電車を見て、これでこの町を見物しようと考えました。早速電車の停留所に出かけ小さな冒険の始まりと少し緊張しました。一日乗り放題、2ドル50セント自販機に差し込みますが切符がでない、停留所に待っている1人に尋ねるがわからないと、誰か来ないか待ちましたが来ない、だんだん疲れもでてきて、明日の帰りの支度もしなければならず、残念ながらあきらめました。 この旅行で考えたことは、この町は市内電車も地図を見ればほんの一部しか走っていません。ヨーロッパの国々の大都市やニユーヨークの町のように地下鉄、バスが網の目のように張り巡らせているのと違い広いこの町を散策するには車以外には方法はない。この町は放浪の一人旅では無理でないかと思います。私たちのように素晴らしいエスコートする人がいないと短期間ではこの町を周ることはできないと思います。素晴らしい旅行でした。特に、おおらかで明るい人々とのふれあい、暖かい友情は私にとって最高の土産でした。どこの国でもその中に入り込めば同じ人間同士だと思います。私にとってはただもっと英語が出来ればより深いコミュニケーションが出来たかも知れないのが残念です。 今回の旅行費用はユナイテッド利用の航空運賃104,800円宿泊費58,000円、タクシー料金5,000円、食事代約20,000円その他入場料、土産代30,000円と合計で約220,000円かかりました。食事代の大半はTEOEメンバーの負担、セドナのヒルトンホテルはセドナ商工会の負担、ホテルはツイン部屋一人で快適に過ごせました。食事は日頃ほとんど食べないパスタ、ハンバーグそれのチーズの焼けた強い匂い、量の多さには69歳の私には耐えがたい食事でした。それとメニューには写真がなく文字だけで料理を想像するのは大変難しいことでした。色々なハプニングもありましたがエロールさん、ボブ,リンクさんはじめ多くのTEOEメンバーの皆様に大変お世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。 |
photo by akira I. (4)